うちがよく行く方の魚屋さん
ナッシュマルクトには、カールスプラッツ寄りに、
魚屋が三軒ある。
ひとつは、大きなチェーン店で他の二軒は、個人商店だ。
この二軒は、
30年以上前からある。
バッカラって書いてあったけれど、フランスのクリスタル・ガラスじゃないのよ〜
当然20年前にウィーンへ来た時には、すでにあった。
小さい方のお店を贔屓にしている日本人の友人知人が
多いように思うのだが、
干物でしょうね。食べた事ないからお味は分からない
うちは、どうしてそういうことになったのか、
ポーランド人のこわいオジサンのいる大きい方のお店で
買う。大分前から
顔なじみである。
日本のお魚屋さんのようにお箸が当たらないように、頭を左に揃えたりはしないよね〜
私はオッチョコチョイで
ここで、クリスマス前や暮れに
さんざん注文してお金を出す段になって
財布を忘れた事に気付き
取って来るから
待っててくれと件のこわいオジサンに頼み
顔に似合わず優しげに応対してもらったことが
ご丁寧にも
二度ある。
エビが色々並んでいる
新鮮な魚は、
塩焼きで大根おろしとお醤油で食べるのが一番美味しいと思うので(ホントは
刺身)
鱸(すずき)や銀鯛のような魚は店員さんにはらわただけ取ってもらう。
真水でじゃーじゃー洗いながらの作業なので
冬など手が
冷たかろうと、30〜40セントぐらいチップを渡すと
とても
嬉しそうだ。
そういうことが重なってくると
少し贔屓をしてくれて、
より
新鮮なものを渡してくれたりするので
却ってお
得である。
大きな舌平目がお腹を向けてガラスにくっ付いているのが分かるかな?
あと、いわしは自分で開いて唐揚げ、
北海で良く捕れるニシンも三枚におろして唐揚げがおいしい。
お向かいのライバル店
お
寿司が流行り
ウィーンでもポピュラーになってきて
魚屋さんも昔より随分
繁盛していると思う。
マダムKenwan
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