絵と音楽とウィーンとイタグレ
by kenwan56
当サイト内の
画像および文章の無断転載を禁止します。
なお、ご連絡等はこちらにお願いいたします。
↓ ↓ ↓
kenwan56♨gmail.com
(♨のところにアットマークを入れて下さい)
ポチっと応援よろしくお願いします!
カテゴリ
フォロー中のブログ
外部リンク
以前の記事
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2012年 02月 10日
うっすらと雪が積もったテアター・アン・デア・ウィーンのパパゲーノ門
今日、ある人から
「Kenwanさんは、どうして 静物画なんですか?」
「同じようなものばかり描いていて 飽きませんか?」
と聞かれた。
Kenwanがその場に居合わせなかったので
私が、テキトーに答えたのだが
テアター・アン・デア・ウィーンの裏手 奥のオレンジ色の建物は、美術アカデミー
「どうして静物画なのか」
それは、風景も人物も描いたけれど
一番自分の感性に ピタっとくるものが
静物だったんじゃないだろうか。
それで、これをメインにずっと描いている。
「 飽きませんか」と聞かれれば
確かに、
ウィーンに来て
この春で 丸21年になるが
その間、ほとんど ずーっと
静物を描いているので
最近、ほら、 人物を描いたり
小さな油絵シリーズがあったり
ちょ、ちょ、っと
違う引き出しを
開けたりしているのだが
飽きたから、という風でも
ないと思う。
多分、ちょっと目先の違う
仕事をして
また、静物を描くと
前とは違う発見があったり
面白いんじゃないだろうか。
新しい風を入れる
みたいな・・・
手前の低い小屋が軒を並べているのはナッシュマルクト、向こうの白い建物の壁画はゴットフリード・ヘルンヴァイン
二人ともKenwanが好きな絵描きだが
岸田劉生と ジョルジョ・モランディが
前者は
「 あるてふことの不思議さよ」
後者は
「 わたしたちが実際に見ているもの以上に、
もっと抽象的でもっと非現実的なものは何もない、
とわたしは信じています。」
と同じことを言っている。
「物を見てこの気持ちが無くなったら、
描いていても意味がない」
そうだ。
マダムKenwan
お帰りの前に
ポチッと応援
1クリック!
どうも有り難う!
|
|