今日、マダムkenwanは、とても忙しい。
お昼過ぎに勤めから帰ってくると、遅い昼食を取った後、娘の学校の先生方との面談会に出掛けていった。
それが終わったら友人が出演するコンサートにも行く予定だ。
そういう訳で、「今日はブログの記事をあなたが書いてよ。」と頼まれてしまった。
昨日の約束で、オペラ座の写真を掲載するだけだから、簡単でしょ!という訳だ。
とは言え、やはり私の専門外なのでちょっと困る。
写真の下に書くコメントをどう書けばいいのか分からない・・・
ま、取りあえず、昨日マダムが撮ってきた写真を載っけよう。
オペラ座内部の天井にある大シャンデリア。シャンデリアが明るすぎて暗く写ってしまったようだ。
少々ぶれてしまったが、上(ギャラリー)の席から見たオーケストラボックス。
ヨーロッパの昔ながらのオペラ劇場の、巨大な円筒形の空間が私は好きだ。
昨夜のマダムが座った、こういう上の方の席に座っていると、他では味わえない異空間という感じがする。
ウィキペディアの「ウィーン国立歌劇場」によれば、1945年3月のアメリカ軍による空襲で、舞台は破壊されたが、「モーリツ・フォン・シュヴァイエのフレスコ画のあるホワイエと正面階段、連廊、それに喫茶室は焼失を免れた」そうだ。
上の喫茶室の写真と、この後の六つの画像が、まさにその焼け残った、1869年創建当時の趣を残した部分だと思う。
同じく喫茶室
正面階段
創建当時の装飾と壁画の見事さに、私などは呆然と見入ってしまう。
これらが、そのモーリツ・フォン・シュヴァイエのフレスコ画なのだろうか?
彫像やレリーフも古典様式の見事なものである。
喫茶室天井の緻密な装飾模様をご覧いただきたい。
空襲で破壊され、第二次大戦後に修復された舞台や観客席の装飾は、
創建当時の物と比較すると、やはり、いくぶん簡素になっていると思う。
とは言っても、敗戦後、国家もまだまだ貧しかった頃に、国の威信をかけての再建だったのだろうな、
と思うと、その当時のオーストリア国民の思いに胸が熱くなる。
Kenwan
やっぱり戦争は
反対だ~!
という人は
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