夫は「モネ!」私は「睡蓮!」と同時に声をあげた
一昨日は、3人揃って歯医者さんへ定期診断に出かけた。
前日に不審な間違い電話が二本有り、万が一、泥棒の下調べだといけないので、
エニーも一緒に連れて行く事にした。
プロに狙われたら、絶対入られるそうで、そんな時にエニーを置いておいたら、
殺されてしまう。実際に、ブリダーさんところでお相手に決めていた牡のイタグレが、泥棒に撲殺される事件が2,3年前にあった。
カラっと晴れて良いお天気だったけど、空気はもう秋
普通お医者さんでは、流石にウィーンでも犬は立ち入り禁止である。
3人いるから、替わりばんこに中へ入ろうと決めて行ったのだが、
歯医者さんが「構わないわよ。中で待ってて、今日はうちの犬を連れてきてないし」(歯医者さんは、ノーフォークだったかノーリッチだったかテリアを飼っている)とのことで、遠慮なく待合室で一緒に待たせてもらった。
他の方に嫌がられるかな、と少々心配したのだけど、
好意的な方ばかりで助かった。
エニーの方は、どうも獣医さんところに雰囲気が似てたようで、
いる間中落ち着かなくて、持って行った本がちっとも読めなかった。
カモがこの他にも沢山泳いでいた
歯医者さんは、日本でもそうだったけど、腕の良い、信頼の置ける先生は、なかなか見つからない。うちは、娘の生まれる前から、18区の歯医者さんへず〜っと通っていて、そこの先生にはとても満足していた。でも、そちらは、何年か前に退職されてしまい、その後、二三変わったのだけど、どうも芳しくなく、漸くこちらの良い先生を紹介してもらって落ち着いたのに、何と、また、こちらの先生も今年一杯で退職と一昨日聞かされて、今ちょっと憂鬱である。
池というより沼という感じ?
この歯医者さん、娘のカヤックのクラスがあったカイザー・ヴァッサーの近くで、帰りは皆で水辺を散歩しながら、地下鉄の駅まで歩き、その後旧市街の近頃ご無沙汰していたアイス屋さんへ行った(昨日のアイスの写真は、その時の物)
何だか楽しい歯医者付きお出かけだった。
幸い、我が家は無事であった。
マダムKenwan